“名駅最強企業”を決める白熱のバトル 名古屋駅前で企業対抗「綱引き大会」開催! ランチタイムに500人が集結
秋晴れのなか行われた「綱引き大会」の決戦の地は、なんと名古屋駅前。参加者も全員大人たちです。都会のど真ん中での開催には、あるワケがありました。
企業対抗「綱引き大会」開催 屈強社員が会議室でガチ練習
11月12日、ランチタイムの名古屋駅前に、はちまきをつけた大人たちが集まっていました。この街のど真ん中で行われていたのは、なんと綱引き! 名駅地区に勤める人たちを対象に、企業対抗の綱引き大会が開催されたのです。
名古屋駅地区街づくり協議会 飯田耕平さん:
「会社のコミュニケーションを活性化できる機会。仕事で接点がなくても、イベントがあれば会話が生まれて盛り上がる」
10月から行われた予選会には42チームが参加。そこで勝ち上がったチームの1つが、名古屋駅に支店を持つ不動産販売などを行う「オープンハウス」です。なぜ参加することを決めたのでしょうか?
オープンハウス 尾崎彰彦さん:
「普段接触することもない会社もあるので、営業の人たちが盛り上がって『あの時のあれだね』というような、横のつながりが強くなればいいなと」
綱引きメンバーには、野球・ハンドボール・格闘技など、スポーツ経験者を選抜。なかにはスーツ越しでもわかるほど太い腕をした、ただ者ではなさそうな人も…。
オープンハウス 岡本翔矢さん:
「ジムに行ってベンチプレスとかして、綱引き大会があると聞いて仕上げてきました」
普段は外回りの営業をしている岡本さんですが、なんと綱引きのために体重を増やしてきたといいます。
そんな岡本さんが、社内で会議に参加していました。真剣な表情で仕事の話をしているのかと思いきや、行われていたのは“綱引き”の作戦会議。予選会の反省をいかし、綱を持ち込んで実践練習をしていたのです。
実はこの綱、予選会で敗れた企業から譲り受けたもの。綱でつながる企業の輪。この思いに応えるためにも負けられません! 名駅ナンバーワンを目指し、岡本さんたちは手の皮がむけるほど熱のこもった練習をしていました。
はたして、岡本さんたちは42チームの頂点に立てるのでしょうか…。
ランチタイムに500人が集結 42チームの頂点に立つのは…?
ついに迎えた決戦の日。名駅ナンバーワンの座をかけた戦いが始まります。岡本さんたちが会場に到着すると、出場するチームがすでに練習を始めていました。
すると、会場の様子をうかがっていた岡本さんが、ある人物に注目。「白い短パンの人が強そうですね。怖いです」と視線を送るのは、プルデンシャル生命保険の出場者です。オープンハウスも精鋭ぞろいですが、かなりの強敵になりそうな予感…。
そうこうしているうちに他のチームも続々と会場に集まり、いよいよ名古屋地区「綱引き大会2024」の決勝戦が始まりました。対戦相手はくじ引きで決定。オープンハウスは、岡本さんが注目していた“白い短パンの人”がいるプルデンシャル生命保険のチームと対戦することに。
試合開始のホイッスルが鳴ると同時に、綱を引き合う両チーム。岡本さんたちは必死で踏ん張りますが、徐々に引きずられていき…相手のパワーに圧倒され、無念の敗戦となってしまいました。
オープンハウス 岡本翔矢さん:
「むちゃくちゃ強かったですね。来年もあると思うので、来年は負けないように(体重を)増量して帰ってきます」
オープンハウスを下したプルデンシャル生命保険は、その後も順調に勝ち上がり、決勝を制して初代・名駅綱引きチャンピオンに輝きました。
お昼休みに500人以上が集まって盛り上がった「綱引き大会2024」。来年以降も継続して行うということです。