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不要品を捨てずに再利用!サービス導入で多様化する処分ニーズに対応 愛知・稲沢市 

2024年2月19日 18:58
不要品を捨てずに再利用!サービス導入で多様化する処分ニーズに対応 愛知・稲沢市 

「子育て・教育は稲沢で!」という宣言のもと、若い世代が安心して子育てできる環境を実現するため、人にやさしく活力あるまちづくりに力を注いでいる愛知県稲沢市。市内では、寄付されたベビーカーやチャイルドシートなどの大型育児用品を抽選制で譲渡したり、寄付された140㎝以下の子ども服を希望者に譲渡するなど、複数のリユースに関する取り組みも実施してきました。

そんななか、稲沢市がよりリユースを促進するため、協定を締結したのが、マーケットエンタープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」。不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、稲沢市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。

稲沢市によると、市内では粗大ごみの戸別収集の際、自宅から道路に面した搬出場所までは自力で運び出しを行うことが必要。大型や重量のある家具や家電の自力での搬出は、市民の負担が大きく、「自宅の外に運び出すことが困難なため、市で支援して欲しい」など、市民から市に協力を求める声が寄せられていました。

稲沢市では「おいくら」との連携を通して、そんな課題の解決も実現。「おいくら」では、自宅の中までスタッフが訪問し対応する出張買取が可能。そのため、大型品や重量のあるものでも売却を簡単に行うことができます。また、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、稲沢市の費用負担も発生しないため、誰でも気軽にサービスを利用することができます。

「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢を増やすことで、多様化する不要品処分ニーズに応える稲沢市。サービス導入を通して、市民のリユースに対する意識の変化や循環型社会の実現を目指します。

  • 中京テレビNEWS NNN
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