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"最強寒波"で名古屋も積雪予報 今からでも間に合う寒さや路面凍結への備えとは?

2024年1月24日 11:20
"最強寒波"で名古屋も積雪予報 今からでも間に合う寒さや路面凍結への備えとは?
スタッドレスタイヤに付け替える人が増加

おととし12月、名古屋市で8年ぶりに10センチの積雪を観測。路面が凍結するなどし、各地で渋滞が起き、橋の上などすべりやすくなっている場所ではスリップ事故が相次ぎました。

23日は強い寒気の影響で名古屋でも積雪の可能性があり、車の備えを急ぐ人も多いようです。

路面凍結の恐れでスタッドレスの売上増 とりつけ簡単な布製タイヤチェーンも注目度UP!

名古屋市内のカー用品店では、雪の予報が出てからスタッドレスタイヤの売り上げが伸びていて、21日は1日でおよそ10セット売れたといいます。23日も午前中だけで4人がスタッドレスタイヤへの付け替えに訪れるなど、雪への対策を進めていました。

スーパーオートバックス ナゴヤベイ 生田志織さん:
「最近は飛び込みで購入される方も増えたかなと。(先週と比べると)3,4倍にはなっているんじゃないかな。やっぱりよく売れているのはタイヤチェーン、スタッドレス。この二つが多いですね」

スタッドレスタイヤと同様によく売れているというのが"タイヤチェーン"。23日も多くの人が雪へ備えようと、チェーンを買い求めに訪れていました。

そんなタイヤチェーンですが、最近特に注目されているのが、特殊繊維をつかった布製のタイヤチェーンです。工具不要でとりつけ可能で、一般的な金属製のチェーンと比べ軽くコンパクトで持ち運びやすいといいます。中でも注目は、そのつけやすさ。まだつけたことがないという女性スタッフに挑戦してもらいましたが、たった2分ほどで簡単にとりつけることができました。

気になるのは性能ですが、JAFが行った実験では、時速40キロで走行する車がブレーキをかけてから停止するまでの距離が、ノーマルタイヤでは約30メートル。それに対し、布製のタイヤチェーンをつけると約20メートルで停止。その効果は実証されています。しかし、雪が積もっていない道路で使うとすぐに繊維が傷んでしまうため、注意が必要だといいます。

国土交通省も、やむを得ず外出する場合は冬用タイヤの装着やタイヤチェーンを装着するよう呼びかけています。

スーパーオートバックス ナゴヤベイ 生田志織さん:
「スタッドレスのはきかえは一番おすすめしているのと、タイヤチェーンを持ち運びして頂くのと、もう一つはバッテリーのチェックとかもご案内していて。どうしても冬場は一気に上がっちゃうので。うちでも無料で点検しているので、確認してもらえればいいかなと」

電熱パットで背中を温めるヒータージャケットも登場! 寒さ対策で体もポカポカ

名古屋市内のホームセンターでは、寒さ対策の商品が並んでいました。入浴剤やカイロ、湯たんぽなどのほかにも、靴用のカイロや通常より暖かい靴下など、寒さ対策グッズは約50種類。その中でも、特に店がオススメしている商品がヒータージャケット。

ホームセンターバロー 奥村瑞翔さん:
「パッドを着けてもらって背中の部武部分が温かかくなる。寒いときにはいいのでは」

バッテリーで暖まる電熱パットが背中を温めてくれるジャケット。電熱パットは着脱可能で、外せば普通のジャケットとしても使えます。

ホームセンターバロー 奥村瑞翔さん:
「雪かきとかも多少出てくると思うので、暖かくて動きやすい商品が売れると思います」

今年は暖冬といわれていましたが、今シーズン一番の強い寒気の影響で平地でも積雪の恐れがあります。今回の寒気のピークは23日。しっかり対策して路面凍結や寒さに備えましょう。

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