“最強寒波”襲来 相次ぐ車のトラブルで大忙し 雪や凍結の相談は110件超 JAF岐阜支部
24日、この冬一番の寒気が流れ込み雪が降り積もった岐阜県では、車のトラブルが相次ぎました。
JAF岐阜支部には朝早くから依頼が舞い込みます。
出動のため依頼に合わせた道具を準備。積み込んでいたのは、特殊繊維を使った布製のタイヤチェーン。
そして向かったのは、岐阜県各務原市。依頼したのは、30代の男性です。
坂道で雪にタイヤがはまり動けなくなったといいます。
各務原市内の職場へ出勤するため、布製のタイヤチェーンを装着していきます。
Q.タイヤは?
30代男性:「ノーマルタイヤ」
Q.こんなに雪が降ると思っていました?
30代男性:「思ってない」
滑り止めとしての効果が実証されている、布製のタイヤチェーンで応急処置。
男性はいつもより1時間以上早い午前6時前に自宅を出ましたが、午前10時ごろようやく職場へ。
2時間の遅刻で無事、到着することができました。
次にJAFが向かったのは岐阜市内の駐車場。依頼したのは20代の男性です。
20代男性:
「途中まで気づかずに走っていて交差点で隣の車のおじさんが 「パンクしとるよ」って教えてくれて」
男性によると左の前輪が、縁石のようなものに接触し、パンクしてしまったといいます。
そこで、後輪のスタッドレスタイヤをパンクしてしまった前輪に装着。
作業は30分ほどで終了。後輪をスペアタイヤで代用する一時的な応急処置で走れるようにしました。
JAF岐阜支部によると24日午後2時現在、雪や凍結に関する依頼は111件あったといいます。
ロードサービス隊 宮部和矢さん:
「一番多いのはスリップに関わる事故、もう一つはノーマルタイヤで走れないという依頼は多かったりします。スタッドレスタイヤの装着は当然として付いていればいいというわけではないので、時間にゆとりをもって出発していただいてというのがいいのかな」