大雪での "立ち往生” に備え車両の移動訓練 今年1月の寒波でも長崎市の生活道路がマヒ《長崎》
佐世保市で、突然の大雪などによる交通障害を想定した訓練が行われました。
動かなくなった車を "ゴージャッキ” や、けん引ロープを使って移動させます。
訓練には、県や河川国道事務所の職員、実際の現場で作業に当たる建設業者など、約40人が参加しました。
去年1月、県内では大寒波に見舞われた 諫早市多良見町の国道207号で…。
(ドライバー)
「車が止まった?きのうの夕方4 時頃から。喜々津のほうから上ってきてその辺で車が滑ったので、危ないと思ってこちらに入った」
(ドライバー)
「(車は) 伊木力小学校のあたり。ここから5キロ。こんなになるとは思ってなかった。何の備えもしてなかった」
約200台の車が立ち往生したり、動かなくなり放置されるなどの事態が発生しました。
このほか、佐世保市の市道でも路面が凍り 数十台の車が動けなくなり通行止めに。
今年1月には、長崎市岩見町の市道が路面凍結し立ち往生する車が見られました。
(長崎河川国道事務所 道路管理第一課 金子圭介 課長)
「立ち往生車両はノーマルタイヤがほとんど。冬用タイヤやチェーンを装着してほしい」
河川国道事務所は、早めの準備を呼びかけています。