主婦殺人事件から２４年　遺族らが情報提供呼びかけ　名古屋・西区

名古屋市西区のアパートで、当時32歳の女性が殺害された未解決事件から24年がたった13日、遺族らがビラを配り事件に関する情報提供を呼びかけました。

この事件は1999年11月13日、西区稲生町の自宅アパートで、高羽奈美子さん（当時３２）が何者かに首などを刺され殺害されたものです。

愛知県警は、これまでにのべ約9万1300人の捜査員を動員していますが、いまだ有力な情報は得られていません。

事件発生から24年となる13日、西区の商業施設で、夫の高羽悟さん(６７)や、警察官ら約30人が犯人の似顔絵が載ったビラを配り事件解決に繋がる情報提供を呼びかけました。

奈美子さんの夫　高羽悟さん：
「同じ会社に勤めていた女性が急に辞めたりとか急にいなくなっちゃたりとか、思い当たることがあったらぜひ警察署に一報をお願いしたい」

犯人は、血液型がB型の女で身長は約160センチ、現在の年齢は、60歳から70歳ぐらいとみられていて、有力な情報を提供した人には最大で300万円の「報奨金」が支払われます。