【省力化】ドローンで田んぼに種まく稲の“直播栽培” 今年も試験実施へ 生産コスト削減目指す 愛知・豊川市
画像提供:株式会社OPTiM
愛知県豊川市のJAひまわりが昨年実施した、ドローンで水田に種をまいて稲を育てる“直播栽培”の試験が、今年も同市平生町の水田で5月21日に行われることになりました。
昨年はドローンで水田に種をばらまく方法で栽培試験が行われましたが、鳥やジャンボタニシの被害などで収穫量の面で課題が残ったため、今年はドローンが水面ギリギリを飛んで穴を開けて種をまく方法で試験を行うということです。
水田に直接種をまく“直播栽培”は、ハウスで育てた苗を水田に移植する従来の“移植栽培”よりも作業負担や生産コストの軽減が見込まれることから、栽培面積は年々増加。農林水産省が公開しているデータでは、水稲の“直播栽培”の栽培面積は、2005年は約16ヘクタールでしたが、2022年は約37ヘクタールと、2倍以上に拡大しています。
JAひまわりは、“直播栽培”にドローンを活用することで、さらなる省力化や生産コスト削減を目指していて、今回の栽培試験でも19アールの水田に種をまく作業は10分から15分程度で完了する予定だということです。
担当者によると、水稲の“直播栽培”にドローンを活用するのは県内でも珍しい取り組みで、今回の試験で一定の収穫量があれば、早ければ来年にも実用化を進めていきたいとしています。
昨年はドローンで水田に種をばらまく方法で栽培試験が行われましたが、鳥やジャンボタニシの被害などで収穫量の面で課題が残ったため、今年はドローンが水面ギリギリを飛んで穴を開けて種をまく方法で試験を行うということです。
水田に直接種をまく“直播栽培”は、ハウスで育てた苗を水田に移植する従来の“移植栽培”よりも作業負担や生産コストの軽減が見込まれることから、栽培面積は年々増加。農林水産省が公開しているデータでは、水稲の“直播栽培”の栽培面積は、2005年は約16ヘクタールでしたが、2022年は約37ヘクタールと、2倍以上に拡大しています。
JAひまわりは、“直播栽培”にドローンを活用することで、さらなる省力化や生産コスト削減を目指していて、今回の栽培試験でも19アールの水田に種をまく作業は10分から15分程度で完了する予定だということです。
担当者によると、水稲の“直播栽培”にドローンを活用するのは県内でも珍しい取り組みで、今回の試験で一定の収穫量があれば、早ければ来年にも実用化を進めていきたいとしています。
最終更新日:2024年5月17日 13:38