トランプ次期大統領、イーロン・マスク氏が政府の予算効率化図る新たな組織率いると発表
アメリカのトランプ次期大統領は12日、実業家のイーロン・マスク氏が政府の予算の効率化を図る新たな組織を率いると発表しました。
トランプ次期大統領は、政府支出の効率化や規制の撤廃などを行う「政府効率化省」を新設し、イーロン・マスク氏と、大統領選挙で共和党の候補者指名を争った実業家のラマスワミ氏が共同で率いると発表しました。政府の外から助言を行うとしています。
トランプ氏は声明で、遅くとも2026年7月の独立記念日までに「政府支出の膨大な無駄遣いを一掃する」と強調しました。マスク氏は声明で「政府の無駄遣いに関与している、多くの人々に衝撃を与えるだろう」とコメントしています。
またトランプ氏は、国防長官にピート・ヘグセス氏を起用すると発表しました。ヘグセス氏は元軍人で、保守系のFOXニュースで8年間、司会者を務めたということです。トランプ氏は声明で「タフで賢く、アメリカ第一主義の信奉者だ」とヘグセス氏を紹介しました。
さらにCIA=中央情報局の長官にジョン・ラトクリフ氏を充てる人事を発表しました。ラトクリフ氏は第1次トランプ政権で国家情報長官を務めました。