道後発のサクラ満喫バスツアーに…駅前喫茶店の桜スイーツ!愛媛の春のお出かけスポット
特集です。きょうは、春休み直前!ということでこの春注目の東・中・南予のオススメの春スポット&グルメを取材!採れたて!出来たての春の味も登場です!
お出かけ情報、まずは中予から!ピンクのスーツに身を包んだ、道後・プリンセストラベルの河内広志会長!
河内広志会長:
「全身桜カラーで衣装を整えてまいりました」
会長イチオシ、春にぴったりのお出かけ情報が…?
河内会長:
「桜バス鑑賞ツアーでレッツゴー!」
開放的なオープントップバスで巡る、桜満喫ツアーです!
河内会長:
「日本で咲くすべての花はお天道様に向かって上に花を開くんですが、桜だけは唯一下を向いて我々日本人を包み込むように優しく我々に向かって花を開くんですよ。それがとても愛おしいから(日本人は)桜が大好き」
桜を愛してやまない河内会長が厳選した、桜の名所を巡るツアー。
プリンセストラベル 渡邉聞多事業本部長:
「この辺が桜の木です。この辺で一瞬停まったりすると天井から綺麗な桜が満開になっていると」
記者:
「あー真上に桜を眺めながら」
渡邉事業本部長:
「こちらの川沿いにずっと196号線まで桜並木がありまして」
ここは知る人ぞ知る大川沿いの桜並木です。
渡邉事業本部長:
「花びらが川面に浮かぶ花筏という東京・目黒川でもすごく人気のあるスポットなんですがそのような形でご覧いただけます」
およそ10キロを1時間ほどで巡るツアー。途中、まちなかのオアシス、城山公園での桜散策も組み込まれています。
コースを締めくくるのは、松山市民の憩いの場、石手川沿いの桜並木です!
渡邉さん:
「11号線の手前ぐらいまで続いていてそのあと一旦途切れてまた続いていますんでね」
夜桜が楽しめるコースも開始予定!道後発、プリンセストラベルのバスツアー。
渡邉さん:
「春満開の桜をぜひお楽しみいただきたいと思います」
そして道後には、春限定の“おいしいサクラ”も!でもその前に…!
つづいては南予!国道197号を、西へ西へ…暖かな日差しに照らされた「佐田岬はなはな」に到着です。
佐田岬周辺で採れた海の幸・山の幸が集まる、言わずと知れた人気スポット!春しか味わえないおいしいものが、てんこ盛りです。
佐田岬はなはな 市川和人店長:
「ちょっと、奮発しすぎというところもあるんですけど」
まずは特産のかんきつ、清見タンゴールを使った春限定のジュースから!なんと…!
市川店長:
「本当においしい時期の清見タンゴールなので、お客さんに楽しんでもらおうと思いまして」
大ぶりの果実5個を惜しげもなく生搾り!なんともぜいたくな一杯です!
東京から:
「爽やかな感じです。おいしいです」
半島で味わう春!続いては併設の「しらす食堂」で提供中の“どんぶり”!
しらす食堂はなはな 松本拓海さん:
「こちらがアカモクになります」
アカモクは、コレステロールを抑える効果があるという成分のほか、鉄分やマグネシウムなどを豊富に含んだ海藻です。
松本さん:
「今の時期というのが、新芽といいますか、柔らかい、新芽が生えてますので、その茎が柔らかいので今が時期という感じになります」
そのアカモクと合わせるのは、県内で養殖されたカンパチとマダイ。そしてマグロも!仕上げにアカモクをネバーっとトッピングして…はなはなの「あかもく海鮮丼」、完成です。
中武記者:
「ねばりのあるアカモクが、魚のうま味を引き立たせています」
春のどんぶりは、もうひとつ!3月17日に解禁したばかりのシラスをぜいたくに使った、「生しらすの漬け丼」もおススメです!
中武記者:
「特別感あるシラス丼は、味覚で感じる春と言えそうです」
目の前の宇和海で採れた、鮮度抜群のシラスを使った春の味…!
そして、シラスと冷たいアイスを合わせた名物メニューも健在!
松山から:
「おいしいです。濃厚で」
今年の春は、日本一細長い佐田岬半島でシーサイドドライブ、いかがですか?
続いては、東予。梅の花がほころび始めた標高およそ260メートルの四国中央市新宮町、道の駅「霧の森」です。
春の訪れを感じつつも、おとといは季節外れの雪が。そんな道の駅内に、今月完成したのが、「森の足湯 茶ぽ~ん」。この足湯の最大の特徴はというと。
スタッフ:
「茶葉の葉っぱを入れます(地元産ですか)はい、そうです」
観光客:
「足湯でというのは初めてです。贅沢な感じがして気持ちいいです」
お茶の足湯で、ホッと一息チャージも良いですね。
道の駅内にあるおちついた庭園に囲まれた街道茶店「聴水庵」。ここでは、新宮茶でユニークなチャレンジも!
日本茶インストラクター 石川安代さん:
「一番人気があるのが新宮茶の飲み比べです」
「煎茶が6種類、茎の茶が2種類ほうじ茶、玄米茶、粉茶。新宮の紅茶と紅茶を使ったフレーバーティもお楽しみいただけます」
お茶どころ新宮。霧の森で取り扱っている15種類の新宮茶の中から好みのお茶を選んで飲み比べすることができるんです。
選んだのは2種類の煎茶。
石川さん:
「極上煎茶の『月の雫』です。お皿手に取って香りかいでみてください」
記者:
「お茶のいい香りがしますね」
石川さん:
「茶葉の状態でも新宮茶、非常にいい香りがします」
そして、こちらは特上煎茶の『霧のむら』。
石川さん:
「しぶみを感じさせるような香りがすると思います」
お茶の種類によって、注ぐお湯の温度や湯呑に注ぐまでの急須で待つ時間も異なります。『月の雫』は50度のやや低めのお湯を急須に注いで1分待ちます。
記者:
「甘みを感じますし、口の中に香りも広がっていきます」
一方の『霧のむら』80度の熱めのお湯を注ぎ…
記者:
「さきほどのよりも渋みを感じますね」
この新宮茶飲みくらべ体験は3つのコースから選ぶことができ、お茶の味や香りを楽しむ以外に専門家から飲み方のポイントについて教えてもらえるグッドチャンスです。
お待たせしました、春限定の“おいしいサクラ”!
東京から:
「お店の雰囲気も落ち着いていてゆったりできるのがすごくいいですね」
東京から:
「すごくオシャレで。東京のカフェよりもオシャレな感じ」
観光客にも大人気!道後温泉駅の目の前にあるおしゃれな喫茶店、「白鷺珈琲」で提供が始まったのが…
店員:「お待たせしました」
記者:「うわぁーすごい、一面桜色ですね。こちらは?」
店員:「しらさぎパフェ-さくら-です」
華やかな色合いが満開のサクラを思わせるパフェ!県内産のイチゴや新宮のほうじ茶など15種類の旬の素材を詰め込んだ、春限定のひと品です。
穴井記者:
「イチゴの甘酸っぱさのあとに、ほうじ茶と桜の香りが一気に広がります。口の中が春!って感じです」
ほかにも、さくらあんとマスカルポーネチーズを合わせた「さくらあんトースト」に…ババロアをピンクの桜クリームでコーティングしたスイーツなど、“桜”をテーマにした5つのメニュー!
撮影中のカメラマンも、思わず…
橋本カメラマン:
「いい感じですよ」
白鷺珈琲 井上康介店長:
「桜らしさ満点のメニューをつくりましたので、ぜひ窓際席から見える桜と一緒に楽しんでいただけたら」
間もなく開花する道後のサクラを愛でながら、春のひと時を楽しんでみてはいかがですか?