【山火事】今治市で広がる支援 避難所でも温かいものを…温泉施設は浴場を開放
今治の山火事は延焼が続いています。連日続く不安な生活。
避難所となっている朝倉公民館では…朝倉地区で子ども食堂を運営する高田さんが避難者に配っていたのは、市内に本社を置く「ありがとうサービス」から提供を受けたというおよそ100個のおにぎりとおみそ汁。そして、子どもたちへのお菓子です。
きのう夜から避難 渡邉さん一家:
「おいしいね。温かい味噌汁がありがたいです。心が休まる。子どももよく味噌汁を飲んでいたからよかった」
おにぎりなどは連日消火活動に当たっている消防団員にも…
朝倉地区で子ども食堂を運営:
「(困ったときは)お互い様というのを一番思いまして。手作りのものを食べてもらったら『おいしいね』とか言って口元が緩むというかね」
今治市玉川町の温泉施設「鈍川せせらぎ交流館」でも。
鈍川せせらぎ交流館 粟飯原咲笑さん:
「受付で(避難所など)自己申告していただいたら大丈夫です」
避難者を対象にきのうから、無料で浴場を開放しています。営業時間は午前10時半から午後9時まで。(タオルやシャンプーは持参or受付で購入可能)
粟飯原さん:
「(山火事を)すごく不安に見守っている方がいらっしゃるので鈍川温泉にゆっくり浸かってもらって癒してもらえたら」
今治市内では、このほか2つの施設でシャワーが無料開放されています。