少子化で78年の歴史に幕…八幡浜市の愛宕中学校で閉校式 全校生徒や同窓生が学び舎に別れ
今年度で78年の歴史に幕を下ろす八幡浜市の中学校で、閉校式が開かれました。
八幡浜市の愛宕中学校で開かれた閉校式では、およそ100人の全校生徒や、同窓生が学び舎に別れを告げました。
生徒代表 米井菜花さん:
「この学校には、生徒一人ひとりの努力と成長、笑顔がつまっています。ここで築いた絆や思い出は、私たちの心の中で生き続けます」
1947年に創立し、1万5462人の卒業生が巣立った愛宕中学校。少子化のため今年度で78年の歴史に幕を下ろします。
「ありがとう愛宕中、さようなら愛宕中」(拍手)
同窓生(市外から):
「無くなると思うとさみしいし、この景色を孫にも見せたいと思って」
最後の卒業生:
「根気とか、校訓にもあるように誠実とかを胸に入れて生きていきたい」
いまの1、2年生68人は、来月から新設の八幡浜中学校へ通うことになります。