小学校で「福祉体験学習」 目隠しをして見えない世界を体験 三重・紀北町
目が見えにくい、体がうまく動かせない、など高齢者や障がい者の日常生活の大変さを体験する「福祉体験学習」が、三重県紀北町の小学校で行われました。
「福祉体験学習」が行われたのは、三重県紀北町の東小学校です。5年生の児童が、目の不自由な人たちの気持ちを知ろうと、実際に目隠しをして見えない世界を体験。杖をつかって一歩ずつ慎重に階段を上ったり、下りたりしました。
また、実際に車椅子に乗って砂利道や坂道などに挑戦しました。うまく進めず何度も立ち往生して悪戦苦闘。手助けしてくれる人のありがたさを身をもって感じていました。
小学生:
「車椅子の人は大変なんだなと思いました」
講師役の職員は、子どもたちに「町内で車椅子に乗っている人を見かけたときには、思いやりの気持ちをもってお手伝いできるようになってほしい」などと話していました。