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岡崎警察署の留置場で勾留中の男性が死亡 男性の遺族が愛知県に8000万円余りの損害賠償を求め提訴

2024年10月15日 18:50
岡崎警察署の留置場で勾留中の男性が死亡 男性の遺族が愛知県に8000万円余りの損害賠償を求め提訴
おととし12月、愛知県の岡崎警察署で勾留中の男性が死亡した事件で、男性の遺族が県に8000万円余りの損害賠償を求め、提訴しました。

この事件は、おととし12月、岡崎警察署の留置場で、当時43歳の男性が体を拘束されたまま息をしていない状態で見つかり、その後、搬送先の病院で死亡したものです。

男性の遺族は、署員らが飲食させる義務に違反したほか、ベルト手錠などを使い140時間以上にわたって違法に拘束したうえ、複数回暴行を加えたなどとして、県に対し、8000万円余りの損害賠償を求める訴えを起こしました。

「警察の留置施設で何が起きているのか、外からしっかり監視できる仕組みをつくって欲しい」などとコメントしています。

愛知県警は、「訴状が届いていませんのでコメントは控えさせていただきます」としています。

この事件をめぐっては、去年12月、署員ら9人が書類送検され、このうち1人が業務上過失致死の罪で略式起訴され、8人が不起訴となっています。
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