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【愛知5区・候補者の第一声】“超短期決戦”の衆院選 東海3県は80人以上が立候補 投開票は10月27日

2024年10月15日 20:29
【愛知5区・候補者の第一声】“超短期決戦”の衆院選 東海3県は80人以上が立候補 投開票は10月27日
愛知5区の候補者
超短期決戦となる衆議院議員選挙が15日、公示されました。東海3県の25選挙区には、これまでのところ、80人以上が立候補を届け出ていて、選挙戦が本格的にスタートしました。名古屋駅のある中村区を含む愛知5区には、5人が立候補しています。

前市長の特別秘書という経歴をもつ田中克和氏

名古屋駅前で出陣式に向けて準備をするのは、日本保守党から出馬した田中克和(たなか・かつよし)さん。

すると、大勢の報道陣を引き連れて、河村前名古屋市長やってきました。

田中さんは6年半、前市長を特別秘書として支えてきた経歴の持ち主です。今回は自らが“庶民革命”を掲げます。

諸派(愛知5区) 新人 田中克和氏(40):
「日本保守党、河村たかしから受けた金にクリーンな政治を伝えていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」

ただ、河村前市長が去ると、囲んでいた報道陣も一斉にいなくなってしまいました。自身の知名度をどれだけ上げられるかが、勝負とカギとなるのでしょうか。

諸派(愛知5区) 新人 田中克和氏(40):
「政治と金の問題をしっかり訴えてまいりたい。しっかり減税して、市民の皆さまにお金をお返しして、忖度する政治をやめていこうと、しっかり訴えてまいりたい」

演説が終わると、自転車にまたがり次の目的地へ。“河村イズム”を胸に、初の衆院選に挑みます。

“逆風”が吹き荒れる中、決意を新たにした前職・神田憲次氏

言葉少なに粛々と選挙戦をスタートさせたのは、自民党5度目の当選を目指す前職の神田憲次(かんだ・けんじ)さん。

自身が代表を務める会社が繰り返し固定資産税を滞納していたことが発覚し、去年、財務副大臣を辞任しました。

自民党からの公認は得たものの、地元議員は他の候補者を推薦。“逆風”が吹き荒れるなか、今回の選挙に挑みます。

自民(愛知5区) 前職 神田憲次氏(61):
「物価の高騰、エネルギー問題、人口の問題。自民党に信頼を頂くような訴えを選挙戦で続けて、今一度経済大国日本、世界に誇れる日本をつくってまいりたい」

支援者が見守るなか、経済政策や安全保障へ力を入れると決意を新たにしました。

愛知5区で女性初の当選を果たした前職・岬麻紀氏

地元支援者となごやかにふれあうのは、日本維新の会から出馬したフリーアナウンサーの岬麻紀(みさき・まき)さん。

子ども2人をシングルマザーとして育ててきた自身の経験を生かし、教育の充実や人材育成などを柱に掲げています。

維新(愛知5区) 前職 岬麻紀氏(55):
「このままでいいのか日本国。国民一人一人が心豊かに安心して暮らせる地域、国をつくること。そのための制度を整えること。政治、医療、教育、この3本柱がしっかりしていれば日本は大丈夫です」

豊臣秀吉をまつる、中村区の豊国神社から選挙戦をスタート。前回は比例で当選し、愛知5区としては女性で初めての当選となりました。

今回は、小選挙区での勝利を目指します。

名古屋市職員を15年、市会議員は5度当選した新人・江上博之氏

同じ中村区で、シンボル“赤鳥居”の前で演説するのは…

共産(愛知5区) 新人 江上博之氏(69):
「政治資金パーティー券購入も含めて企業団体献金の禁止、そして税金で政党の活動を運営する、政党助成金の廃止に力を尽くしてまいります」

日本共産党の江上博之(えがみ・ひろゆき)さん。名古屋市職員を15年勤め、市会議員には5度当選。地元名古屋の街頭で積極的に活動を行ってきました。

共産(愛知5区) 新人 江上博之氏(69):
「いよいよ自民党政治を変える絶好のチャンスだと思っております。住民自治、団体自治ができる地方政治をつくるために、憲法に書かれているような地方自治実現に力を尽くしてまいりたい」

裏金問題を厳しく追及する姿勢を示した上で、物価高騰への対策や最低賃金1500円の実現についても訴えました。

赤松元衆議院議員の後継者として2度目の挑戦 新人・西川厚志氏

江上さんが去ったすぐ後、大鳥居の前に姿を現したのは、立憲民主党の西川厚志(にしかわ・あつし)さん。中川区で県議会議員に5期当選しています。

引退した、赤松元衆議院議員の後継者として、衆院選へは2度目の挑戦です。

立憲(愛知5区) 新人 西川厚志氏(55):
「とにかく頑張れ、今回が最後だと、当然僕も分かっていますけど、今回勝たなかったらいつ勝つんだというのは(赤松さんに)再三言われています」

政治資金の見直しや、物価高対策を掲げて当選を目指します。

立憲(愛知5区) 新人 西川厚志氏(55):
「いまこそがけじめをつけるときなんだと。いつどこでなんのためにいくら使っていたのか。不明という漢字二文字だけで通用してしまうというルール。これだけは許すことができません」

10月15日に公示された衆議院議員選挙は、10月27日(日)に投開票です。

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