東海地方の地価公示 岐阜・三重で32年ぶり上昇 愛知も3年連続上昇
土地の価値を示す公示地価が発表され、この地方でも住宅地・商業地で上昇傾向となりました。
国の土地鑑定委員会によりますと、愛知県内の地価の平均変動率は、住宅地で去年より+2.8%。
商業地でも、+4.2%と住宅地・商業地ともに3年連続で上昇し、上昇率も拡大しました。
飲食店の需要が高まるなど、新型コロナからの回復の流れが続いていることが要因として挙げられています。
商業地の価格上位1位は、中村区・名駅4丁目の「ミッドランドスクエア」で、1平方メートルあたりの価格が1950万円となっています。
また、岐阜県では商業地が、三重県では住宅地・商業地ともに32年ぶりの上昇となり、中でも、古い街並みがある岐阜県高山市で、インバウンド含め観光客が回復傾向にあることから、前年からの上昇率が18.3%と大幅に上昇しました。