長引いた残暑で冬が遅い?スキー場に影響は… 岐阜・郡上市
冬に欠かせないものといえば、ウィンタースポーツ。東海地方でも既に営業を始めたスキー場が。ゲレンデの状況はどうなっているのか?現地へ行ってみると…。
岐阜県郡上市にある「鷲ヶ岳スキー場」。東海北陸自動車道の高鷲ICから車で約10分とアクセスの良さが魅力ですが、雪は無く、路面が凍結しているということもありません。
駐車場に到着しましたが、ここも雪は全くありません。
ゲレンデはというと…。
記者:「ゲレンデの一部には雪があって、お客さんが滑っています。ほかの部分はほとんど山肌が見えている状態」
こちらのスキー場で、11月26日時点で滑走できるコースの距離は約1500m。
11月23日のオープンから25日までに、約1300人のお客さんが訪れました。
コースの幅は現状10mから15mほど。長引いた残暑はコース作りにも影響しました。
気温が下がりきらない日が多いため、コース幅を調整しながら雪の厚みは十分もたせるよう考えています。
鷲ヶ岳スキー場 企画広報 井本真一さん:
「雪を造ってゲレンデに配置した後、溶けないようにマットを敷いたり、夏の暑さが続いている影響もあるかな、紅葉も少し遅れているので」
また、気になる降雪については…。
鷲ヶ岳スキー場 井本さん:
「鷲ヶ岳に限って言うと、ちらちら雪が舞っている状況。本降りというわけではない、ゲレンデにはまだ緑が多い状況」
鷲ヶ岳スキー場では例年、ゲレンデの大部分で滑れるようになるのが12月中旬。
滑るためには雪を固める必要があるので、すぐに滑ることはできませんが、この時期にはこれだけの雪が積もる年もあるといいます。
雪を持ち望むスキー場。12月のゲレンデはどうなるのでしょう。