「星が丘ボウル」営業終了 誕生から53年 別れを惜しんで最後のチャレンジも 名古屋市
ボウリングブームを彩った名古屋・星ヶ丘のシンボル。半世紀を超える長い歴史に幕が下ろされます。
5日、53年の長い歴史に幕を下ろす、「星が丘ボウル」
ボウリングブームまっただ中の1970年の12月5日、当時としては世界3位の、1フロア100レーンでオープンし、公式大会なども数多く開かれてきました。しかし。
星が丘ボウル 蛭川雅文マネージャー:
「レーンが老朽化している。修理できる業者も存在しない。苦渋の決断ではございます」
最終日の5日、別れを惜しんで、朝から多くの人が。
客:「きょうで終わりということで、寂しいなと思いながら。思いっきり投げられたね」
こちらの男性は、東京から仕事を休んで、わざわざ駆けつけたといいます。
客:「地元が近くで子どものころからお世話になって、ボウリングを教えてもらったのは最初にやったのはここなので。感謝の気持ちと34年間お世話になりましたと」
30年間、週に5日ほど通い詰めているという人も。
柚木光正さん:
「しょうがないかなって。ボウリング場ってなかなかね。30年来て300(パーフェクト)を出したことがないここで。きょうが最後のチャンス。なんとか頑張ってみようと」
パーフェクト、とはなりませんでしたが、最高で193点を記録しました。
柚木光正さん:
「難しいねやっぱりボウリングは。きょうは楽しかったです。思い残すことはないですね」