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絶滅危惧種ツシマヤマネコ 東山動植物園で3頭生まれる

2024年5月10日 12:32
絶滅危惧種ツシマヤマネコ 東山動植物園で3頭生まれる
3頭の赤ちゃんとレイラ

 東山動植物園で飼育しているツシマヤマネコが5月9日に3頭の赤ちゃんを出産しました。
今回は自然分娩でお母さんが育てているため近寄れず、まだ性別はわかっていませんが、お母さんのおっぱいをよく飲み3頭とも元気だということです。
お母さんのレイラはこれまで帝王切開・人工哺育で2回出産経験がありますが、今回初めての自然分娩となりました。

 ツシマヤマネコは環境省の保護増殖事業計画に基づき、その一部をJAZA(日本動物園水族館協会)が委託され、東山動植物園で繁殖の取り組みが実施されているもので、今回が6回目の出産となります。

 生まれた3頭は自然分娩で生まれ、人に慣れさせる必要がないため今後も公開は予定されていませんが、成長の様子は公式ウェブページやSNSで公開していくため、そこから興味・関心を持ってほしいと担当者は話します。

 また、これまで公開されていた2頭のオスについても、出産育児で気が立っているレイラのストレスにならないよう、4/30~実施の「ツシマヤマネコ舎および周辺の立ち入り禁止」について当分の間継続されるということです。

・母親:レイラ (2019年4月15日 福岡市動物園生まれ)
・父親:ベニー スモ  (野生由来)

最終更新日:2024年5月10日 12:32
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