今週7か月ぶりに再開したばかりも…また掘削停止、岩盤発見 北海道新幹線「羊蹄トンネル」
鉄道・運輸機構によりますと、北海道新幹線の札幌延伸工事で、大きな岩の撤去が完了し掘削を再開していた「羊蹄トンネル」で、再び工事を停止していたことが分かりました。
ニセコ町から倶知安町に至る「羊蹄トンネル」の有島工区では2024年4月、およそ2メートルの大きな岩が見つかり、掘削を中断していましたが、岩の撤去が完了したとしておよそ7か月ぶりに11月18日から掘削を再開していました。
しかしその翌日の19日に、現場で岩盤が見つかるなどして作業は再び停止したということです。
工事再開の時期は検討中ということです。
北海道新幹線の札幌延伸は2030年度の開業を目指していましたが、2024年に入り数年単位で開業が遅れる見通しが示されていました。