プラスチック排出事業者とリサイクラーをマッチング 廃プラスチックの再生利用率向上を目指す 三重県
三重県は、プラスチック排出事業者と、産業廃棄物処分事業者やコンパウンダーなどのリサイクラーをマッチングするためのマッチングシステム「みえプラ」を開発したと発表しました。
2021年時点での廃プラスチックの再生利用率は60.6%ですが、その多くが燃料化されていて温室効果ガスの排出源となっていることから、県は、排出事業者とリサイクラーをマッチングすることで、燃料化以外の再生利用率を上げてリサイクルへの転換を図りつつ、プラスチックリサイクルの促進と関連産業の発展につなげていくということです。
インターネット上の専用サイトに、排出事業者は廃プラスチックの種類・性状・量などの情報を登録し、リサイクラーは再生方法などの情報を登録することで、双方が必要な情報を検索・閲覧することができ、事業者のマッチングにつながります。システム内でコンタクトをとり、商談や売買契約などを行うことが可能ということです。
「みえプラ」を利用するには申請が必要で、県は今後、さらに登録事業者数を増やしていきたいとしています。