<国内初>新幹線の「のり面」活用した太陽光発電システムを導入 一般家庭650世帯分の発電量を想定 JR東海
画像提供:JR東海
JR東海は11月30日、国内初の試みとなる「のり面」を活用した太陽光発電システムを導入すると発表しました。「のり面」とは、盛り土などでつくられた人工的な傾斜面のことです。
施工開始は2024年夏ごろの予定で、東海道新幹線の新横浜~名古屋間の太陽光発電に適した日当たりのよい「のり面」約3.5kmにわたり太陽光パネルが設置されます。
年間の発電量は約270万kWhを想定。これは一般家庭の約650世帯分に相当し、CO2削減量は約1200トンにのぼるということです。発電した電気は最寄りの新幹線駅の照明などで活用されます。
JR東海は今回の取り組みについて、「新幹線の「のり面」を活用した再生可能エネルギー発電は国内初であり、当社は今後もこのような取組みを通じて、より一層地球環境の保全に貢献していきたい」としています。