原発新増設とリプレース「考える時期に来ている」 関電・森社長が見解 美浜町民との懇談会
関西電力の森望社長ら幹部と美浜町民との懇談会が29日に開かれました。立地地域との共存共栄に向け原発のリプレースの道筋を立ててほしいといった町民の要望に対し森社長は、2050年にカーボンニュートラルを目指す長い時間軸で考えると、新増設やリプレースについては検討を始めなければいけない時期にきていると述べました。(1月30日)
このほか町民からは、元日の能登半島地震を受けて原発の安全性を一層高めるよう求める意見や、去年同社が示した使用済み核燃料の搬出計画について、工程通り進めるよう求める意見も出されました。同社長は搬出計画のロードマップについて、自ら先頭に立って実施すると答えました。