豪雨被害の奥能登に支援物資 介護用品扱う企業とトラック運転手「いても立ってもいられず」 450人超の一時避難続く
「奥能登豪雨」に伴う被災地支援の輪が広がっていて、県内の企業や団体が2日、携帯用トイレや紙オムツなどを被災地へと届けました。
「がんばろう能登」とのメッセージが貼り付けられた段ボール箱には、大人用の紙オムツをはじめ、ボディーソープなど30種類の衛生用品が詰め込まれています。
介護用品などを販売する福井市内の企業をはじめ、トラック運転手でつくる団体が中心となって集めたもので、記録的な大雨で大きな被害が出た石川県の奥能登地方に支援物資として届けられます。
三和薬品 仲野智彦社長
「いても立ってもいられない 1日でも1時間でも1分でも早くものを届けたい そういった思いだけ」
トラック運転手の団体 全国北誠会 上野公生会長
「能登の人たちは本当に大変な思いをしている 復興を一つでも先に進めるように頑張りたい」
石川県によりますと、9月21日の豪雨では一時1400人余りが避難し、1日の時点でまだ454人が避難を続けているということです。
泥かきのボランティアなど、災害復旧に向けた支援が求められています。