勝手に養子縁組届を提出 敦賀市の男(63)逮捕 養父の欄に知人男性の名前「自分で記入した」 有印私文書偽造・同行使などの疑い

本人の承諾を得ずに養子縁組届を偽造し、勝手に養子に入ったとして、敦賀市の自称・会社員の男が逮捕されました。
有印私文書偽造・同行使などの疑いで逮捕されたのは、敦賀市清水町1丁目の自称・会社員横山俊行容疑者(63)です。
警察の調べによりますと、横山容疑者は去年11月下旬、県内に住む90代の男性の承諾を得ないまま、養父の欄に勝手に男性の名前を記入するなど、養子縁組届を偽造した上、県内の市役所に提出した疑いが持たれています。
横山容疑者は以前から男性と知り合いで、男性が戸籍謄本を取得した際、横山容疑者が養子になっていることに驚き、警察に相談したことで事件が発覚したものです。
横山容疑者は「勝手に自分で記入したことに間違いない」と容疑を認めているということで、警察では犯行動機などについて、さらに調べを進める方針です。