警察と消防も運用開始 坂井市「総合防災情報システム」 災害時の連携強化、リアルタイムでの状況確認が可能に 河川や道路のカメラなど接続
坂井市が運用している防災情報のシステムに、新たに警察と消防が加わり、速やかな情報共有を通して、災害対応能力の強化を図ります。
同市では、2021年度から防災情報システムを運用してきましたが、いざ災害が発生した際には、電話やファックスで警察や消防と情報を共有していて、タイムラグや職員の負担が課題となっていました。
こうした中、市内2つの警察署と嶺北消防組合も同じシステムに加わることになり、それぞれの代表が協定書にサインしました。
システムを活用することで、それぞれの組織が必要な時に必要な情報をリアルタイムに確認できるため、速やかな被害状況の把握につながると期待されています。
■坂井市 池田禎孝市長
「これまで以上に迅速かつ適切な連携が可能になって、人命救助を含めて、災害対応能力の強化が図られると考えている」
坂井市では、2月1日に実施予定の防災訓練などを通して、災害時の連携を強化したいとしています。