ヨシを使ってストロー作りプラスチックごみを削減 企業にも活動の輪が広がる
イネ科の植物ヨシを使ったストロー作りを通じて、プラスチックごみを削減する福井県勝山市の児童たちの取り組みが地域から企業へと広がりを見せています。
25日、平泉寺小学校では3・4年生が講師となって、地域の人たちにヨシを材料にしたストロー作りの手順を教えました。
学校では、総合の時間に池ヶ原湿原で希少な植物の生育を脅かすヨシを刈り取り、加工することで、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。
参加した人の中には運送会社のドライバーもいて、運転前に使うアルコールチェッカーでこのヨシストローを使っていきたいと話していました。
ヤマト運輸 福井主管支店サステナアンバサダー大下元貴さん
「プラスチックのストローでふぅーとして捨てているので非常にエコじゃない ヨシストローは何回も使い回しができて、かつエコであると 県内全域の営業所で使いたいと思い参加した」
なお6年生は10月、修学旅行先の京都駅前で、およそ100本のヨシストローを配って活動をアピールすることにしています。