盛岡-敦賀駅間を直通“乗り換えなし” 臨時の新幹線「E7系」運行、11月下旬に1往復 団体専用で旅行会社のツアー組み込み
岩手県の盛岡駅と敦賀駅を直通で結ぶ、団体専用の臨時の新幹線が11月末に運行することになりました。東北の人たちに北陸の魅力をアピールします。
JR東日本は10月1日から始まる「北陸デスティネーションキャンペーン」に合わせて、東北と北陸を乗り換えなしで結ぶ、団体専用の臨時の新幹線「北陸まっしぐら~冬の陣~」を運行します。
11月29日午前6時28分に岩手県の盛岡駅を出発する敦賀行きと、同30日午後2時34分に敦賀駅を出発する盛岡行きの2本が運行され、車両はいずれも北陸新幹線でおなじみの「E7系」が使われます。なお、黒部宇奈月温泉駅と敦賀駅の間はすべての駅に停車し、盛岡-敦賀間の所要時間は6時間前後となっています。
旅行会社のツアーに組み込まれるもので、一部の旅行会社ではすでに予約の受け付けが始まっています。
この臨時列車の運行を前に、県は10月下旬、仙台駅での出向宣伝を予定していて、東北の人たちに福井の魅力をアピールし、観光誘客につなげる考えです。