オリジナルのアパレル販売 坂井市の高校生「将来は店を持ちたい」 夢の実現へ一歩踏み出す
高校生がデザインしたパーカー
坂井市の高校生たちが12日、自分たちでデザインしたアパレル商品を初めて店舗で販売しました。「起業して店を持つ」という夢の実現に向けて、大きな一歩を踏み出しました。(2月12日)
フード付きパーカーやスエットパンツ、それにニット生地の帽子。シンプルながら自分らしく生きたいという思いがロゴに込められています。
去年の冬、中学の同級生で洋服好きの3人が集まって、自分たちでパーカーをデザインして着ていたところ、友人から「自分にも作ってほしい」という声が寄せられたことから、それぞれ持っている服を売るなどして資金を捻出して商品化にこぎつけました。
■田嶋敬人さん
「3人で将来店を持ちたい。在庫を持つという経験も将来、起業して店を持った時に生きてくる」
初日の売り上げはまずまずで、春物の新商品開発に向けた資金に充てるということです。