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「いい加減な人ばかり」 自民党県連所属4議員に党員から厳しい声 キックバック不記載巡る説明会

2024年2月5日 20:09
「いい加減な人ばかり」 自民党県連所属4議員に党員から厳しい声 キックバック不記載巡る説明会

自民党・安倍派の政治資金パーティーを巡る問題で4日、自民党県連の党員向けに非公開で開かれた説明会に福井県連所属の国会議員4人が主席し、党員に陳謝しました。出席者からは責任を問う厳しい声が相次ぎました。(2月5日)


■藤原百花記者 リポート
「高木議員が頭を下げて回っています」

自民党県連の党員向けに非公開で開かれた説明会には、2018年からいわゆるキックバックがあったとされる高木毅議員と山谷えり子議員、それに稲田朋美議員と山崎正昭議員が出席し、それぞれ釈明して陳謝しました。

このうち1019万円のキックバックがあったとされる高木毅議員は「秘書任せで知らなかった」とこれまでと同じ説明を繰り返しました。

一方県連所属議員の中で最も金額が大きい2403万円を受けたとされる山谷えり子議員は「派閥の指示に従って記載せず事務処理は適切だと考えていた」と釈明しました。

出席した人からはキックバック分は収支報告書に載せなくてもよいという指示をどのように受け止めたのか、本人の責任はどうなのかと厳しい声が 相次ぎました。

■出席者(元県議)
「なんで自民党の本部はいい加減な人ばかり集まってくるんですか」
■出席者
「たくさんのお金をいただいて、記載しなくていいと言われたらああそうですかで済むんですか。そういうことが世間からは、裏金を作っているのは自由に使えるお金を作っているのではないかと言われている」
■出席者
「議員と秘書というのは家庭で言えば親と子。子どもがした不始末は親が責任を取る。職員があるいは社員が悪いことあった場合に、社長なり自治体の首長なりみんな責任取るんですよ」

4人の議員は政治不信を招いたことを陳謝したうえで「初心に立ち返って仕事に取組む」などと答えて支援を呼びかけ、離党や議員辞職については言及しませんでした。

説明会を終えた4人の議員は記者団の質問にそれぞれ次のように答えました。

■1019万円が不記載 高木毅議員
「厳しい意見もたまわったので、そういった皆さんの意見をいただきながら腹に据えて頑張っていきたい」
■2403万円が不記載 山谷えり子議員
「一つひとつの行動で示させてもらいたい。簡単には納得いただけないくらいの大きな不信感を招いたこと反省している」
■82万円が不記載 稲田朋美議員
「(党員は)私たちを支えてくださっている方々だが、周りから非常に厳しい声を聞いている」
■4万円が不記載 山崎正昭議員
「皆さんの意見はもっともだと思うし、決して納得したという結果ではない。説明・質問の機会をいただいた。これから続けていかないといけない」

県連の総務会長を務める田中宏典県議は「質問と回答がかみ合わないところもあり出席者のフラストレーションは解消されなかった。今後、党支部や後援会で十分に対応してほしい」としています。

いわゆる「身内」からも十分な納得は得られなかった4人の議員には、一層丁寧な説明が求められます。

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