京都・大阪行き高速バスが12月に復活 1日2往復 運賃はアップ
去年3月から運休していた、福井と京都・大阪を結ぶ高速バスが12月21日から一部再開されます。
共同運行する京福バスと福井鉄道によりますと、再開するのは去年3月から止まっていた「京都・大阪線」です。
福井駅発が午前7時10分と午前9時30分、大阪梅田発が午後4時40分と午後6時40分発の、それぞれ2本のみが再開します。
今回から停留所が一部変更になり、武生インターチェンジが越前たけふ駅に変わります。また大阪府の高槻や新大阪には止まりません。
福井大阪間の所要時間は3時間20分です。
運賃は、福井駅東口から大阪梅田(阪急三番街)までが大人・片道4700円と、およそ1000円値上げとなります。
さらに大阪いっ得きっぷなど企画乗車券や回数券、学生割引もなくなります。予約は27日から始まっています。
JRの特急列車の敦賀発着で、関西・中京方面へのアクセスが不便になったと指摘される中、会社としては高速バスで収益を確保しながら、経営を安定させ、路線バスの安定的な運行につなげたいとしています。
なおハピラインふくいの列車とJRの特急サンダーバードをふつうに利用して大阪方面にアクセスする場合と比べますと、高速バスの方が運賃は安くなると見られます。