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処方箋なしで緊急避妊薬 県内でも試験販売始まる 望まない妊娠を防ぐ 性行為から72時間以内に服用

2023年11月28日 17:24
処方箋なしで緊急避妊薬 県内でも試験販売始まる 望まない妊娠を防ぐ 性行為から72時間以内に服用
購入できる緊急避妊薬の一例

望まない妊娠を防ぐため、緊急避妊薬(アフターピル)の処方箋なしでの試験販売が28日から全国一斉に始まりました。県内でも3か所の薬局で対応しています。(11月28日)


緊急避妊薬は性行為から72時間以内に服用すると、80%以上の確率で妊娠を防げるとされていますが、手に入れるためには現状では、産婦人科を受診して医師の診察を受ける必要があります。

県済生会病院・細川久美子医師(産婦人科部長)
「事後早い方が妊娠の阻止率が高い。早く飲もうと思っても夜間や休日とかで、(避妊を)失敗したかどうか分からないと悩んでいる中で時間が経ってしまう。しかも、医療機関を受診してとなるとハードルが高い。(避妊を)失敗したと伝えないといけないのは恥ずかしいし」

こうした中、国は性暴力や望まない妊娠への対策として、緊急避妊薬を医師の処方箋なしで薬局で買えるよう検討していて、厚生労働省の調査研究として全国145の薬局で試験販売を始めました。

会社員(20代)
「今まで病院に行かないと処方できなかったものが近くで買えるのはすごく良いこと。今までがそういうことがあったとしても、女性って誰にも相談できないということがあったと思う」
会社員(50代)
「心配事がないに越したことはないけれど、どうしても切羽詰まってる時に負担があるような場合、緊急的に使えるのは安心」

リポート・藤原百花記者
「今回対象になっている薬局は、土日祝日や夜間も対応できること、プライバシーが確保できるブースなどがあることが条件となっています」

購入できるのは調査研究への参加に同意した16歳以上の人で、未成年は保護者の同意が必要です。

購入に当たっては試験販売に関するサイトを確認した上で、事前に薬局に行く時間などを電話で相談します。到着すると身分証を確認してからスマートフォンで研究への参加に同意します。県内での薬の価格は9,000円(税込)で、薬剤師の目の前で飲むのが決まりとなっています。

県薬剤師会・平賀貴志専務理事
「緊急避妊薬を服用しても、必ずしも100%避妊できたと限らないので、3週間後に産婦人科を受診することをおすすめしている」

試験販売は来年3月まで行われることになっていて、県内では以下の3か所の薬局が対象になっています。

福井調剤薬局(福井市米松2-6-1、TEL:0776-53-9666)
なごみ薬局 和田店(福井市和田東2-2217、TEL:0776-24-7500)
南山堂薬局 福井本店(福井市和田中3-107、TEL:0776-30-1855)