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脱線車両をつり上げ 事故発生から8日 レールなど点検し早期運転再開へ えちぜん鉄道・勝山永平寺線

2025年3月10日 11:43
脱線車両をつり上げ 事故発生から8日 レールなど点検し早期運転再開へ えちぜん鉄道・勝山永平寺線
大型クレーンで脱線した車両をつり上げる=10日午前9時ごろ、勝山市遅羽町比島

えちぜん鉄道で起きた脱線事故で、クレーンで車両をつり上げてレールに戻す作業が行われ、早期の運転再開を目指します。

■リポート 石畝健記者
「今、車両をクレーンでゆっくりと持ち上げ、レールに戻す作業が行われています」

この事故は2日、勝山永平寺線の比島駅付近で、福井行きの始発列車が線路脇に落ちていた岩に衝突し、脱線したものです。

脱線した車両は10日午前9時ごろ、大型のクレーンで慎重に持ち上げ、レールに戻されました。その後、他の車両でけん引して勝山駅に運ばれました。今後、落ちてきた岩を撤去するとともに、レールや枕木などの点検をして、必要があれば補修することにしています。

えちぜん鉄道・勝山永平寺線は脱線事故の影響で、山王駅から勝山駅の間で運転を見合わせていて、再開のめどは立っていないものの、安全が確保され次第、早期の運転再開を目指します。

最終更新日:2025年3月10日 11:43
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