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岩の解体作業始まる 線路脇に落下、脱線事故招く えちぜん鉄道・勝山永平寺線 運転再開は依然"めど立たず"

2025年3月4日 18:54
岩の解体作業始まる 線路脇に落下、脱線事故招く えちぜん鉄道・勝山永平寺線 運転再開は依然"めど立たず"
線路脇に落下した岩を重機で砕く=4日午後3時、勝山市遅羽町比島

えちぜん鉄道で起きた脱線事故。4日から線路脇の岩の解体作業が始まりました。

この事故は2日午前5時半ごろ、えちぜん鉄道・勝山永平寺線の比島駅近くの線路上で、福井行きの始発列車が線路脇の岩に衝突し、脱線したものです。

現場では4日から岩の解体作業が始まり、勝山市の職員が重機を使って岩を砕いていました。現場の職員の話では、岩は非常に硬いということで時間がかかるとみられます。また、脱線した車両はクレーンを設置して持ち上げることを想定していて、重機で雪を取り除く作業も行われていました。

えちぜん鉄道では、一日も早い復旧に向けて、さまざまな方法を検討していますが、依然として運転再開のめどは立っていません。

最終更新日:2025年3月4日 18:54
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