“ヴィーガン”向けスイーツ開発 越前市・武生商工高校 来月「武生商工デパート」で販売へ 市内のカフェが協力
北陸新幹線が開業し、海外から訪れる観光客が増える中、越前市の高校生が“ヴィーガン”向けのスイーツの開発を始めます。
ヴィーガンとは、肉や魚それに卵や乳製品などの動物性食品を食べない人やそのライフスタイルのことで、武生商工高校では、商品開発やビジネスのアイデアを学ぶ生徒たちが、材料を工夫してスイーツの開発を進めることになりました。
生徒たちは9日、越前市内でカフェを経営する谷樹里さんから、ターゲットを明確にするようにアドバイスを受けた後、ムラサキイモを使った高齢者向けのモンブランや、若い人向けのフロランタンやタルトを提案していました。
■生徒
「動物性食品を使えないので、野菜などを使って(考えた)。食べてもらうお客さんの気持ちや笑顔を考えてしっかり作っていきたい」
生徒たちはグループごとに提案をまとめ、およそ1か月をかけて商品化し、10月に同校などで開く「武生商工デパート」で販売する予定です。