学生の「売り手市場」続く 来春卒業予定の大学生対象、合同企業説明会 企業側では採用の早期化が進む
学生にアピールする企業の担当者=1日午後1時、サンドーム福井
学生の就職活動で「売り手市場」が続く中、来年春卒業予定の大学3年生を対象にした合同の企業説明会が開かれ、企業の担当者が直接学生に声を掛ける姿も目立ちました。(3月1日)
企業の広報面での採用活動が解禁となった1日、合同企業説明会では県内を中心に220社がブースを構えました。長引く人材不足の中で、学生によると、説明会の解禁前に事実上内定を受けたケースもあるということです。
■企業の採用担当者
「建設業だが業界的に人気があまりない。こちらから声をかけていかないとブースに来てもらえない現状」
■説明会に参加した学生
「企業も(採用の)早期化が進んでいるので、ネットでマイページに登録したり、インターンに参加したり(している)」
会場内には新幹線の県内開業を控えたJR西日本のブースもあり、注目を集めていました。 なお、新卒者の採用は面接などの選考が6月1日から解禁されます。