滞在型のワークショップ アート鑑賞などで多様性の理解促進へ 県内外の学生参加、小冊子づくり
県内外の学生が福井に滞在しながら最新のアートなどに触れるワークショップが10日から始まりました。4泊5日の日程で県内に滞在し、作家との交流や伝統工芸の工房見学などを通して、誰もが文化芸術を楽しめる福井ならではのアートプロジェクトの提案に取り組みます。(3月11日)
ワークショップに参加しているのは、東京で現代美術や彫刻などを学ぶ大学生や県内の高校生ら合わせて18人です。初日の10日は、敦賀市で子どもの美術作品や障がい者のアート、それに現代美術の3つがコラボした展示を鑑賞し、学びを深めました。
■東京工芸大学の学生
「壁が無く、つながっているような感じで、すごく挑戦的な展示で、とても刺激的だった」
「普段見ることのない皆さんが福井で作られているものとかを見せていただいて、そこで何か新しいものを作れたらなと思う」
障がいの有無や年代、国籍などを超えて多様性への理解を広げることを目指す「みんながアートでつながるプロジェクト」の一つとして開催され、参加者は期間中に写真や画像を使って福井の魅力を伝える小冊子を作ることになっています。