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丹南エリアの若手職人が奮闘 越前和紙や越前打刃物など伝統工芸をPR 福井市内でイベント開催

2023年12月6日 19:15
丹南エリアの若手職人が奮闘 越前和紙や越前打刃物など伝統工芸をPR 福井市内でイベント開催
買い物客と製品について話す職人=12月2日、福井市大和田のエルパ

「越前和紙」や「越前箪笥(たんす)」、「越前打刃物」といった伝統工芸が集積する丹南エリアの若手職人たちがイベントをきっかけに、利用客の声を作品作りに生かそうと取り組みを始めています。(12月6日)


越前和紙で作った缶バッジや木製のティッシュボックス。そして輝きを放つ包丁。福井市内のショッピングセンターで2日、伝統工芸の若手職人によるポップアップイベントが開かれました。

小柳箪笥店・小柳勇貴さん
「自分たちが直接販売することは基本ないので、お客さんがどういう笑顔で買っているのかなど、いまいち職人に伝わっていない。それではモチベーションが上がらない。職人を目指して入ってきた若者が夢半ばやめてしまう方もいる」

2日間のイベントでは大勢の買物客が立ち止まり、普段は工房でモノづくりに没頭する若い職人も、会話を通して自分たちの手掛けた製品をアピールしました。

県外から来たデザイナー
「せっかく福井にいるので、(越前打刃物の包丁)1本ほしいなと思っている」

ろうそく立てを買った人
「伝統工芸に興味があって(立ち寄った)。できるだけ多くの人に見てもらうのが一番」

イベントは自分たちが丹念に仕上げた製品をどのように評価してもらえるのか、利用客から直接話を聞く貴重な機会となったようです。

小柳箪笥店・小柳勇貴さん
「非常に多くのお客さんに訪れてもらって、1人1品ずつ販売するという目標も達成できた。産地の若手職人が頑張っていることを見える形で伝えることによって、お客さんも若手職人の“推し”になって、より応援しようと思ってもらえる。若手職人のモノづくりで産地を盛り上げていけたら」

買物客との会話から使いやすさやデザインなどのヒントも得た若手の職人たちは来年3月、ふるさと納税の返礼品として、初めてそれぞれの製品を詰め合わせた商品を用意することにしていて、自慢の技を全国に発信していくことにしています。