新紙幣「待ちわびた」市民が銀行窓口に行列 店の精算機で読み取り確認
県内の金融機関では3日、新紙幣の発行を待ちわびた人たちが朝早くから窓口に並んだほか、自動精算機を使用する事業者は新札が問題なく読みとれるかどうかを早速確認していました。
けさ福井駅前の福井銀行本店には、午前9時の営業開始を待つ人たちが列を作りました。
1番目の利用客
「一刻も早く新しい紙幣を見たい。7時45分に来た。」
地元の利用客
「20年に一度の新紙幣発行という、お祭り感で楽しんでるところはある。」
新紙幣発行初日、県内の金融機関では、福井銀行と福邦銀行の本店営業部、それに福井信用金庫の各店舗で取り扱いが始まりました。
1番目の利用客
「手にした瞬間感激した。家族とか親戚に見せる機会があると思うので、見せた後は大事に保管しておきたい。」
利用客
「介護職をしていて、利用者にきょう両替してきたと見せようと思って来た。ホログラムが3Dで動く話もあったので、皆さんに見てもらって楽しんでもらえればと思う。」
一方、市内にある駐車場の運営会社では、自動精算機で新紙幣を問題なく読み取ることができるかどうかを早速チェックしていました。
日本システムバンク 福井支店 前田和人支店長
「正直安心している。無事確認できた。ある程度機械の交換は終わっているので、残った所をくまなく対応させていきたい。」
新紙幣は4日以降、各金融機関の支店でも両替できるようになり、流通が増加するのにともなって多くの企業で対応を求められそうです。