学校給食の異物混入問題 ガラス片の刺さったニンジン見つかる 業者からの納入過程で混入か 福井市が調査結果発表
福井市の学校給食に相次いで異物が混入した問題で、食材として納入されたニンジンにガラス片が刺さっていたことが分かりました。
福井市内の小学校と中学校の合わせて3校では、11月13日と20日、市の学校給食センターから提供を受けた給食から、ガラス片などの異物が見つかりました。
市によりますと、25日、同センターに納入されたニンジンが入っていた段ボールの中から、小さなガラス状のものが確認され、ニンジンには粒上のガラス片が刺さっていたということです。業者からの納入の過程でガラス片が混入したとみられます。
市は25日、市内46校の学校給食で、ニンジンを使ったけんちん汁の提供を取りやめました。26日の学校給食はニンジンを使わないメニューで対応するということです。
市では今後、学校給食センターで食材を受け取る際に、状態の確認を徹底するなどし、再発防止に努めるとしています。