淡水で養殖する「ふくい名水サーモン」おいしさを知って 地元小学校で食育授業 揚げびたしをふるまう
大野市の山の中で養殖が行われている「ふくい名水サーモン」を、地元の児童らが22日、見て、触れて、味わい、豊かな自然が育んだ地元食材について理解を深めました。
■児童
「ふくいサーモンってこんな冷たい環境で生きているの」
大野市宝慶寺の山の中で養殖されている「ふくい名水サーモン」。
地元の上庄小学校で22日に食育授業が開かれ、5・6年生が、海水でなく淡水で育てられていることや、出荷までの過程を学びました。
■児童
「たくさんの命をありがとうございました いただきます」
授業の後、給食では全校児童に名水サーモンの揚げびたしが提供され、新しいブランド魚の味を確かめていました。
■名水サーモンを味わって
「うまい 全然臭みがない」
「地元の味がする」
今年3月から本格的出荷が始まった名水サーモンが学校給食でふるまわれるのは初めてで、生産者は今後ほかの市町の給食でも提供したいとしています。
ふくい名水サーモンはこれまでに100トン以上が出荷されています。