夜の防災訓練、缶詰でロウソク作りも 家庭でできる対処学ぶ 福井市・新田塚第六自治会
福井市の自治会で21日、夜の防災訓練が行われ、地域住民が自分の身を守る実践的な方法を学びました。
この訓練は夜間に地震や水害などの災害が起きた場合に、各家庭ですぐに実践できる対処方法を学んでもらおうと、福井市の新田塚第六自治会が企画したもので、地域住民およそ50人が参加しました。
参加した住民はペットボトル飲料の下からライトを当てて即席のランタンを作る方法や、缶詰やリップクリームの容器にティッシュやタコ糸で作った導火線をつけてロウソクを作る方法を学び、防災意識を高めていました。
■参加した住民
「(Q.こんな使い方知っていましたか?)知らなかったです」
「停電が起きた時とか避難所で暗い時にいかせるなと思った」
各家庭の非常食や水などの備蓄量は去年の2倍以上に増えているということで、同自治会では住民一人一人が有事の際に命を守る行動が取れるよう、今後も訓練を重ねていきたいとしています。