児童はたった1人 福井市 殿下小学校で地域住民と交流会
全校児童たった1人の福井市の殿下小学校で、地域住民との交流会が開かれ、流しそうめんで夏の思い出を作っていました。
松平瑞也くん
「流しそうめん おいしい」
松平瑞也くん(10)は殿下小学校の5年生。たった1人の児童です。
地域住民との絆を深めてもらおうと28日、地区の社会福祉協議会などが「ふれあい交流会」を開きました。
毎年夏に恒例の催しも、少子化の影響でとうとう参加児童は松平くん1人だけとなりました。
同級生もいない中で、松平くんは高齢者と一緒に卓球バレーや流しそうめんを楽しみながら、夏の思い出を作っていました。
松平瑞也くん(10)
「夏はとても暑かったので、流しそうめんを地域の人と一緒に涼むことができてとても楽しかった」
地域住民
「地域の子どもたちは地域の宝だと思っている 皆さん参加した人は楽しんでいたので良かった」
過疎化が進む殿下地区では、今後も地域ぐるみで子どもたちの成長をサポートしていきたいとしています。