サッカーの全国地域チャンピオンズリーグは24日、京都市のたけびしスタジアム京都で決勝ラウンドの最終戦が行われ、福井ユナイテッドFCはVONDS市原FCに3‐6で敗れ、悲願のJFL昇格はなりませんでした。

勝てば1位でJFL昇格が決まる運命の一戦。福井ユナイテッドは序盤から動きが悪く、相手のペースで試合が進む中、前半7分に市原が先制します。

1点を追うユナイテッドは前半24分、野中のパスから和田が合わせて同点に追いつきます。しかし、前半40分に再び勝ち越され、1-2で前半を折り返します。

引き分けか2点差以内での敗戦なら2位となり、JFL最下位チームとの入れ替え戦に進むことができるユナイテッド。後半24分に再び得点を決められ、1-3と点差が2点に広がります。しかし、その4分後に途中出場の大石が、ゴール前でボレーシュートを決め、再び1点差に詰め寄ります。

互いに1点ずつを取り合い、迎えた後半41分。市原の櫻庭にゴールを決められ、3-5と再び点差は2点に広がります。

これ以上の失点は許されない福井ユナイテッドでしたが、後半アディショナルタイム。市原の谷口にゴールを決められ、3-6と3点差をつけられ、試合終了となりました。

この結果、福井ユナイテッドは市原と勝ち点4で並んだものの、得失点差で逆転され、3位に転落。悲願のJFL昇格は今年もあと一歩のところで達成できませんでした。

＜試合結果＞
福井ユナイテッドFC　対　VONDS市原FC
　　　　　 1　前半　2　　
　　 2　後半　4