黒い果肉はおいしさの証 種なし「越前柿」収穫 樹上脱渋で甘みたっぷり あわら市特産
あわら市の丘陵地で16日、木に実った状態で渋抜きをした特産の種なしカキ「越前柿」の収穫が始まりました。今年は猛暑の影響で、サイズは例年よりやや小さめですが、甘みたっぷりに育っています。(11月16日)
木に実ったままビニールの袋をかぶせ、中に固形のアルコールを入れることで渋抜きをする「樹上脱渋」と呼ばれる手法が用いられていて、果肉に含まれるタンニンが固まって甘くなると言います。黒くなった果肉はおいしさの証です。
今シーズンは計6000個を出荷する予定で、今週末からあわら市のファーマーズマーケットきららの丘や、坂井市のゆりの里公園の直売所などで販売されます。