歌声に代えてハンドベルで思い届ける 県立病院で4年ぶりコンサート 患者の心癒すひと時 北陸中学校・高校
1階ホールで演奏する生徒たち=19日午後2時ごろ、県立病院
福井県立病院で19日、福井市の北陸中学校と北陸高校の合唱同好会によるコンサートが4年ぶりに開かれました。感染のリスクに配慮して自慢の歌声は封印し、代わりにハンドベルの美しい音色で療養中の患者の心を癒しました。(12月19日)
■演奏を終えた生徒
「歌もそうだけど、ハンドベルは心を一つにしないと。みんなの絆も深まって、苦労もあったけど(演奏できて)良かった」
「本来なら歌声で気持ちを披露したいけど、聞いている一人一人の心の届くように意識しました」
この他、ピアノやバイオリンの演奏によるクリスマスソングや東日本大震災の復興支援ソングなど13曲が披露されました。