全国経済同友会セミナー福井大会 人口減社会の課題を議論
県内初開催の全国経済同友会セミナー=18日午後1時ごろ、フェニックスプラザ
企業のトップなどが集まる「全国経済同友会セミナー福井大会」が18日、福井市内で始まりました。
北陸新幹線開業にあわせて開催されたセミナーには、全国44の同友会から1000人あまりが集まりました。
オープニングでは福井商業のJETSによるチアダンスなどが披露され、全国から集まった企業のトップたちをおもてなししました。
パネル討議には元総務相で日本郵政の増田寛也社長が登壇し、人口減少社会にどのような戦略が必要なのか問題提起しました。
社会保障制度や都市と地方のあり方など国の根幹に影響が及ぶ中、経済界が果たすべき役割といった踏み込んだ議論が繰り広げられました。
経済同友会は経団連と商工会議所に並ぶ主要な経済団体で、セミナーは19日までの2日間、福井市内を会場に、人口減少社会の持続可能な企業経営をはじめ、地方での人材育成やまちづくりなどが議論されます。