シェフは高校生 バターチキンカレー 紫キャベツのラペなど一皿に 美浜町の生涯学習センターでワンプレートランチ提供

美方高校の生徒たちがシェフをつとめる期間限定のカフェが美浜町役場隣の生涯学習センターなびあすにオープンし具だくさんのワンプレートランチで利用客をもてなしました。

9日に提供されたのは具だくさんでスパイシーなバターチキンカレーや紫キャベツのラペなどを一皿に4品盛りつけたワンプレートランチ。

調理師免許の取得を目指す、美方高校食物科の生徒たちが調理から配膳まですべてを担当します。

授業だけでは学べない、接客から配膳、会計までカフェの運営を実践的に学ぼうと、今月と来月で合わせて8回、1日24食限定でオリジナルのメニューを提供します。

利用客
「とてもおいしい。口当たりもよかったし、ご飯の味つけもあって、白いご飯じゃないのが家で作るのと違ってよかった。」
「スパイシーだがそんなに辛味もなく食べやすい。」
「いろんなお客さんにたくさんおいしいって言ってもらえるように頑張ってほしい。」

料理の仕込みは朝早くから行われ、この日は7人のメンバーが協力して、自信を持って提供できる一皿に仕上げていました。

■生徒
「いろんな経験ができてお客さんともやり取りもできて楽しかった。」
「飲食店で働くと、きょうみたいにたくさん人と協力して、スムーズに動いて、お客さんに楽しんでもらうことが仕事になると思うので、その体験ができてとても良かった。」

今年秋には別の店舗で1日に提供する数を2倍以上に増やして店を開く予定もあり、生徒たちは卒業後の進路も見据えながらより実践的な経験を積んでいきます。

＊今月14日と21日はランチタイムにビビンバと給食カレーを提供する予定。価格は550円（税込み）。