「一致団結してスタートを」 ハピライン社長が訓示 新幹線開業後に北陸線運営
年頭訓示に臨む小川俊昭社長=5日・ハピラインふくい本社(福井市)
北陸新幹線県内開業まで2か月あまりとなる中、開業と同時にJR北陸線の運営を引き継ぐ第3セクター「ハピラインふくい」の小川俊昭社長は、年頭にあたり40人の職員を前に訓示し、「開業準備の精査を行い一致団結してスタートを切ろう」と激励しました。(1月5日)
小川社長はこのほか、「県民鉄道」として愛され信頼されるとともに、新幹線と接続する二次交通としての利便性を高めていくことが重要だと強調しました。
訓示を聞いた社員は「今年はいよいよハピラインふくいが開業の年となるので県民に親しまれ愛される鉄道会社になるよう日々精進したい」と、開業イヤーに向けて気を引き締めていました。
ハピラインが引き継ぐのは北陸本線の敦賀から石川県・大聖寺までの84・3キロの区間で、厳しい経営が予想される中コストを抑えながら利用客の増加を目指します。