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奥越に秋の訪れ 勝山市の蔵元で日本酒の仕込み始まる 今月末に新酒が店頭に

2024年10月4日 12:15
奥越に秋の訪れ 勝山市の蔵元で日本酒の仕込み始まる 今月末に新酒が店頭に
勝山市の蔵元で日本酒の仕込み始まる(4日午前9時半ごろ)

秋の訪れが感じられる奥越・勝山市の蔵元で4日、日本酒の仕込みが始まり、10月下旬に新酒を出荷します。

日本酒の仕込みが始まったのは、勝山市沢町の老舗蔵元一本義久保本店です。

酒米と麹は口当たりと味わいのよい奥越産の「越の雫」を使い、蔵人が蒸した酒米や麹、それに地下水を1万リットルのタンクの中で櫂棒(かいぼう)を使って混ぜ合わせました。

一本義久保本店 製造部 大井信積課長
「今年は非常に暑い年で、コメ作りも非常に難しい年だったと思うが、農家の努力のおかげで平年と変わらない良いコメが入った」

初しぼりは10月24日で、新酒は県内の飲食店に届けられる他、11月7日からは土産物店などでも販売されます。

最終更新日:2024年10月4日 20:28
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