永平寺町で早生ギンナンの収穫始まる 生育は順調 炒めて塩 ごま油をかけて味わって
福井県永平寺町の農園でギンナンの収穫が始まり、今年はクマによる被害もなく、実は順調に育っているということです。
永平寺町松岡志比堺の山あいにある農園では早生のギンナン「金兵衛」の収穫が始まっています。
ここではおよそ2000本のイチョウの木を育てていて、9日朝は生産組合のメンバーが木を揺らすなどして黄色く色づいた実を次々と落としていきました。
越前ぎんなん生産組合 河合康二代表
「猛暑の影響で作業開始はちょっと遅れたが、順調に良いギンナンがとれている」
今年はこれまでのところクマに食べられる被害もなく、早生のギンナンは12月下旬まで収穫が続けられます。
農家によりますと、殻付きのままフライパンで炒めて、実に塩とごま油をかけて食べるのがおすすめだということです。
ギンナンは福井市中央卸売市場やJAの直売所「喜ね舎」などで販売されます。